総純寺学園 個性を尊重し⾃然・芸術教育の中で愛と意思を育てる⾃由への教育

〈公認〉学校法人 総純寺学園
〈公認〉学校法人総純寺学園

教育方針

愛が実って子どもが育つ教育へ

40年以上もの経験とノウハウによる当園独自の教育方針(リーベリースタイル)

シュタイナー博士の理論に基づき、日本の伝統文化にふさわしく練り上げた、時代に合った当園独自の教育方式をリーベリースタイルといいます。

人生の根っこ育てをする大切な幼児期を”愛と温もりそして本物の環境”を主題として子ども達を安心、安全な愛につつまれた環境の中で育てていくことを心から願います。

「愛が実って子どもが育つ」教育への願いを、ドイツ語のリーベ(愛/Liebe)とたわわに実る可愛いベリー(果実/berry)という言葉に託し「リーベリースタイル」と名付けました。

話題のシュタイナー教育
世界共通テストNO.1

より上質で豊かな人生を築ける土台作りを”幼児教育”とするならば、より一層の幼児教育自体の資質向上及び教育現場に於ける人的資質の向上、 物質的教育環境の改善が不可欠となります。

教育先進国ドイツのシュタイナー教育はもとより、OECD(経済協力開発機構)実施の学習到達度調査(PISA)で世界トップクラスの学力をもつ国として注目されているフィンランドなど、世界の教育事情から学んだより上質な教育を更に研究・実践されていかなくてはなりません。

これからの時代に要請される教育の根幹がこの教育の中に築かれていくものと私達は考えます。

リーベリースタイルの変革

よりよい教育方法の確立に向かって、リーベリースタイルの変革

保育プラン

取り組み①

改善前

年齢別(学年別)クラス編成

リーベリースタイル

異年齢保育(たてわり保育)クラス編成

意義

・家庭であるが如く自然な編成
・模倣を通して学んでいく七歳までの時期には教育効果が高い

取り組み②

改善前

月単位でのお誕生日会

リーベリースタイル

一人一人のお誕生日会

意義

・生命誕生の喜びと一人一人の尊厳を保護者と共に感じます

取り組み③

改善前

保育参観で実施

リーベリースタイル

半日保育室に入っていただく体験型の保育参加を実施

意義

・平常保育の中で自然な子どもの姿が見られ、保護者も保育の流れを理解していただく機会です。

取り組み④

改善前

絵本を使用したお話

リーベリースタイル

素話・人形劇などのメルヘンタイム

意義

・一定のイメージを子どもに与えることなく教師の語るメルヘンを通じて、それぞれの子どもの想像力を広げる

取り組み⑤

改善前

従来道りの行事に取り組む

リーベリースタイル

伝統行事(お祭り)と行事の主体とする意味合いを考え運動会をとりやめる

意義

・昨今の異常気象の環境下、紫外線問題や子どものリズムが安定していない(二学期早々のため)時期での取り組みに無理が生じている

取り組み①

改善前

業者からの持込食材も一部あり

リーベリースタイル

おひるごはんの内容充実

意義

・自園での管理・無添加調味料
・無農薬(減農薬)有機野菜など安心出来る素材
・ご飯中心の惣菜、献立
・アレルギー除去食対応

取り組み②

改善前

収穫のみ活動

リーベリースタイル

有機農園活動

意義

・土作り、苗、種からの作物
・自然とのかかわりを通して感謝の念が生まれる

環境

取り組み①

改善前

ジャージのパンツ姿

リーベリースタイル

ピンクのエプロンドレス、フレアスカート

意義

・母親の存在を思わせ、色形は子どもの安心感に結びつきます

取り組み②

改善前

オープンな見渡せる空間

リーベリースタイル

布のかけられた空間(ピンクの部屋)(ごっこあそび)

意義

・包み込まれた空間の中で遊びこめる環境となる

取り組み③

改善前

色紙用紙などでの原色をもちいた壁面づくり

リーベリースタイル

布・羊毛の壁画

意義

・刺激の強くない穏やかな空間作り

取り組み④

改善前

プラスチック製の道具

リーベリースタイル

自然素材

意義

・感覚を育む自然素材
・再生可能な素材

保護者の声

2人の子どもは、現在6年生と1年生で、6年間親子共にわかくさ幼稚園にお世話になりましたが、卒園してしまった後にも園で取り組みました教育方針が生き続けているということがよく分かります。

園では、様々な行いが、「幼児期に意志を育む」というものに考えられていますよね。

上の子は早くから自分の将来の道を定め、それに向かって新聞配達を1年間やり通したり、中学受験を選択しその道に近づけるように努力しています。

下の子は、遊びも勉強も「~しなければ」ではなく「もっと~したい」という言葉が多く、苦手なことも自分なりに克服し自信をつけていっております。

そして覚えたての字で、私あてに、よく手紙を書いて渡してくれるのですが、そのどれもが私を元気づけてくれるものです。

おかあさんへ おかあさん おしごと がんばりました。
そんなおかあさんがいつまでもだいすきです。おかあさんはなまるです。○○○より

「がんばってね」ではなく「がんばりました」と認めてくれるのです。

子どもも大人もそれぞれ皆頑張っています。そこにさらに「頑張れ!」と応援されるより、「頑張ったね」と認めてくれることの方が、ほっとでき、この安心感が生きる力へとつながっていくのですね。

やりたいことをやりたいようにしていくことが自由な教育なのではなく、体験し、学ぶことによって広く深く受け入れ、認めることができる。 そしてそこから自分はどうしたいのかを選択し、全てに感謝しつつ平和で楽しい人生を生きる・・・。

それが本当の意味で自由に生きるための教育(自由への教育)ということではないかと思うようになりました。 その基盤をわかくさ幼稚園のおかげで幼児期に養うことができましたことを心より感謝しております。

世界に広まるシュタイナー教育

未来に向かって、現在我々が地球規模で直面している問題を解決していくことが、子どもたちに課せられています。

今までの考え、教育のあり方から枠をこえて未知の力が必要とされる現在、シュタイナー教育への注目が高まっています。 ドイツには1つの街にたくさんのシュタイナー幼稚園、学校があります。

私達教師も何度も研修に訪れています。謙虚な姿勢で子どもと向かい教育に取り組む先生方の姿勢から多くのことを学びます。

世界52カ国で約1500を超える幼稚園がシュタイナー教育を実践しています。子ども達が手をつないでいくことが未来への第一歩となります。