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メルヘン教育
メルヘン教育
メルヘンは心のミルク
グリム童話や日本の昔話を、絵本や道具などを使用せず、話し言葉で繰り返し伝えます。
ろうそくの下、小さな声で淡々と語る中で心の奥深く、ファンタジーを育みます。
物語は、子どもたち自らが指人形遊びやテーブル劇に展開していきます。
愛とぬくもりの幼稚園
メルヘンやお歌、ライヤーの音色 静かによいお耳で聴こえるよ
”おはなし おはなし はじまるよ~♪”先生の歌声と共にメルヘンタイムが始まります。
淡々と穏やかに小さな声で語られるお話に耳を澄ます子ども達。 じっと聞き入る言葉は心の中まで伝わっていきます
様々な音が溢れ遠慮なく飛び込んでくることは、子どもには遮断できません。 これらの刺激は、心の不安定さをも生み出してしまいます。
たくさんのおもちゃや、TVから溢れる情報が子どもを喜ばせるものではないのです。
身体を使って、感覚を使っての遊びの体験の中でこそ子どもは自分の欲しているものをつかみとるのです。 子どもは静かな空間を望んでいます。穏やかな時間の中で、集中して遊ぶ楽しさをみつけます。
大好きな先生の語るメルヘンは、子どもの心にすーっと澄み込み、ファンタジーを広げて、心を満たします。
幼稚園訪問をして下さった、小学校の先生方が伝えてくださるのは、”小さな声で話しても、よく聞こえているのですね”という言葉です。
大きな声で話すより、小さな声で語ることで、耳を澄まして”聞こう”とする姿勢が育ち、毎日の繰り返しの中で身についた集中力は、後の児童期の学習の大きな支えとなっていくのです。
早期知育教育を受けていない子ども達は、ひとつひとつの授業が新鮮で先生の話を一生懸命聞いているのです。
そして、幼児期には先生やお母さんの生の声が一番。複雑な音階もまだ必要ありません。わらべ歌にも似たレミソラシのペンタトニックの音階や、ライヤーの音色、鈴の音色を用意してあげましょう。
きっと子どもたちは嬉しそうに答えるでしょう。”静かによいお耳で聴こえるよ♪”
健康で丈夫なからだ作りを 推進する幼稚園
サッカーよりも面白いね!
(エポックボール)
’エポック’とは、新時代を開くという意味があり、将来を背負っていく現代の子どもたちを育てたいという願いから、 ボール遊びに留まらず、身体を動かすという原点を大切にした活動を取り入れています。
片足で立つ、ねじり歩きをする、大股で歩く、後ろ向きで歩くなど大人にしてみれば本当に簡単なことでも、子どもにとっては大変難しいことなのです。
初めは、できなくても繰り返し行っていく中で、少しずつコツをつかんでいきます。また、講師の動きは、機敏で子ども達にとってはとても大胆に見え、憧れ真似しようとします。
「僕だって○○先生みたいに出来るもん!」と意欲的に行っています。そして、これらの活動を通してバランス感覚を身につけていくことも出来るのです。
木登り名人発見!竹馬もできるよ!(遊びの中で培われる運動感覚)
園庭には、いくつかの大木があり、子どもたちの格好の遊び場です。 自分の手に届くあたりの枝に手を伸ばしたかと思うと、おもむろに登り始めます。
うまい具合に足をかけられず、すぐに落ちてしまう子もいれば、ヒョヒョイッと登って行く子もいます。
誰かが教えるでもなく、自然と挑戦する姿がよく見られます。すぐに落ちてしまう子も諦めず、何とか登ろうといろんなところに手をかけてみたり、足をかけてみたりしています。
登りきったときの満足そうな子どもたちの笑顔はキラキラ輝いています。木登りは危険とも思われがちですが、体験して学ぶこと、身につけることがたくさんあるので、教師はあえて止めさせたりせず、見守ることを大切にしています。また、竹馬や縄跳び等も取り入れています。
なかよしリトミック
リトミックは、身体運動を音楽にあわせて行うことによって音楽リズム、拍子、ダイナミック、強弱を全身で理屈ぬきに 自然に養っていく音楽療法です。
生活の中に楽しく音楽が入り込んでいける幼児のための育児プランが組み立てられています。
また、ピアノだけでなくシュタイナー教育の音楽環境を導入、ライヤー、鈴や拍子木などの手作り楽器様々な楽器を導入し、子どもたちの心が開かれていく大切なひと時となっています。
毎回リトミックは、ストーリー仕立てで進んでいきます。子どもたちはねずみやうさぎ、小人など様々な登場人物になりきって楽しんでいます。また、感性を研き澄まして聞こえてくる音の強弱やリズムに合わせて動くことも楽しみながら自然に身についています。