- よくある質問
- 曜日ごとの保育プランは意味があるのですか?
よくある質問
曜日ごとの保育プランは意味があるのですか?
2024.3.6
1年のリズムの中での季節の行事、月のリズムの中での季節のおやつづくり、幼稚園では、リズムが繰り返され、子どもの生活が安定するよう考えています。
週の始まりは家庭から戻って子ども達を自由あそびを通してゆっくり受け取ります。翌日の火曜日は水彩画。おへやの机や画板の準備をみつけて”今日は水彩画だね~”すっかりリズムも身についています。水曜日は動きのある活動のリトミックや散歩、木曜日はクレヨン画、そして週の終わりは皆でお仕事の日です。おへやをきれいにしたり、クレヨンをオイルのついた布で磨いたり、先生と一緒に張り切ってくれます。
このように毎日、曜日によって決められた保育プランは自然な形で子どもの期待感につなげていきます。繰り返すことの安心感が子どもの力になり”やってみよう”の意志力になります。集中する”静”の時間、発散する”動”の時間。
呼吸をするように用意されてこそ、しっかりと身体の育ちが生まれるのです。人が育つ為には、繰り返しの経験が必要です。その上で行動が習慣づけられ、不安なく心にもゆとりが生まれ、先への見通しがついていきます。子どもたちは、その力が楽しさ、次への期待になって、遊びの世界をどんどん広げていくことになるのです。